Word Web版とデスクトップ版の違いを徹底解説|無料と有料どちらを選ぶべき?

Word Web版とデスクトップ版の違いを徹底解説 Word
Word Web版とデスクトップ版の違いを徹底解説

Wordは、世界中で最も利用されている文書作成ソフトのひとつです。

しかし、同じ「Word」でも Web版(Word for the Web)デスクトップ版(PCにインストールするWord) があり、どちらを使えば良いのか迷う方も多いでしょう。

本記事では、Word Web版とデスクトップ版の違い、メリット・デメリット、選び方 をわかりやすく解説します。

Word Web 版 とデスクトップ版の 違い を徹底解説

Word Web版とは?

Word Web版は、Microsoftが提供する 無料で使えるクラウド版Word です。

Word Web 版は、

  • ブラウザ上で利用(Edge / Chrome / Safari など対応)
  • 保存先はOneDrive(クラウドストレージ)
  • Microsoftアカウントがあれば無料で利用可能
  • 自動保存機能あり
  • 共同編集に強い

インストール不要で、ネット環境があればすぐに利用できるのが大きな特徴です。

Word Web 版の詳しい情報については、以下の記事で詳しく説明しています。

Word デスクトップ版とは?

デスクトップ版は、パソコンにインストールして利用する従来型のWordです。

デスクトップ版Word の特徴は、

  • Office 2024(買い切り版)Microsoft 365(サブスクリプション) に含まれる
  • オフラインでも利用可能
  • マクロ(VBA)、差し込み印刷など高度な機能に対応
  • レイアウト編集・図表作成に強い

ビジネス用途や複雑な文書を扱う場合には欠かせません。

Word Web 版 とデスクトップ版の 違い (比較表)

Word Web版とデスクトップ版の違いの比較表です。

項目Word Web版Word デスクトップ版
価格無料有料(買い切り or サブスク)
利用環境ブラウザ+ネット必須PCにインストール、オフライン利用可
保存先OneDrive(クラウド)PC(ローカル保存)+クラウドも可能
文書作成基本文書の編集が可能高度な編集・複雑なレイアウト対応
共同編集可能(リアルタイム編集)可能(OneDrive経由)
マクロ・差し込み印刷不可可能
対象ユーザー学生、簡単な文書作成者ビジネスユーザー、専門文書作成者

Word Web版のメリットとデメリット

Word Web 版は無料のメリットがありますが、機能面での制限があります。

Word Web版のメリット

  • 無料で使える
  • インストール不要
  • 自動保存&共同編集が便利
  • PC・スマホ・タブレットで利用可能

Word Web版のデメリット

  • ネット環境が必須
  • 高度な機能は制限される
  • レイアウト崩れが起こる場合がある

デスクトップ版Word のメリットとデメリット

デスクトップ版のWord は有料ですが、使える機能が優れています。

デスクトップ版のメリット

  • 高機能でビジネス向き
  • オフラインでも利用可能
  • 大規模な文書や複雑なレイアウトに強い

デスクトップ版のデメリット

  • 購入費用がかかる(Office 2024:買い切り/Microsoft 365:月額制)
  • PCのストレージを使用する
  • 更新やインストールの手間がある

どちらを選ぶべきか?

Word Web 版とデスクトップ版Wordを選ぶポイントです。

Word Web版がおすすめの人

  • Wordを無料で使いたい学生・個人
  • 外出先や複数端末で文書を扱いたい人
  • 簡単な文書やレポートを作る人
  • 共同編集を重視するチーム

デスクトップ版がおすすめの人

  • ビジネスでWordを使う人
  • 差し込み印刷やマクロを使う必要がある人
  • ネット環境がない場所でも利用したい人
  • 大規模なレポート・論文・書籍を作成する人

まとめ

本記事では、Word Web 版とデスクトップ版Word の違いやメリット、デメリット、選択するポイントを紹介しました。

  • Word Web版 は無料で利用でき、共同編集やクラウド管理に強い
  • Word デスクトップ版 は高度な機能が必要なビジネス向け
  • 用途に応じて「無料で十分」か「有料でも機能重視」かを選ぶのがポイント

例えば、大学のレポート程度ならWord Web版で十分ですが、ビジネス書類や社内文書の作成にはデスクトップ版が適しています。

両者の特徴を理解して、自分の利用スタイルに合ったWordを選んでみましょう。

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